導入レポート Implementation report

【概要】

経産省の補助金「エネルギー使用合理化等事業者支援事業（設備単位）」を活用して、
空調及び照明の省エネ改修工事を行いました。

蛍光灯、白熱灯からＬＥＤ照明への代替で約60％、エアコンの更新によってカタログ値の
比較で２０％以上の省エネ効果となっています。

【導入設備】

 

空調設備は経年劣化による消費電力の増加が大きく、国内の大手空調メーカーなどが加盟する
日本冷凍空調工業会の調べによると、エアコンの消費電力はコンプレッサーの摩耗などによって
1年あたり４～５％増加し、12年を超えたあたりから急激に悪化、15年から20年ほどで2倍以上に
なる場合もあると言われています。

今回の申請は設備単位で行っている為、実際の省エネ効果を測定することはありませんが、
本案件では空調の更新が15年ぶりという事なので実質的な省エネ効果はかなり期待できそうです。

※日本冷凍空調工業会資料より

本件で活用した補助金制度「エネルギー使用合理化事業者等支援事業」は本年度から大幅に変更が加えられ、
今後はＬＥＤ照明への補助は新たに設置された「電力需要の低減に資する設備投資支援事業費補助金」の
対象となります。