【補助金活用事例】神奈川県食品工場の空調設備省エネ化工事
お客様情報
外食産業に携わる企業導入地域
神奈川県横浜市導入施設
製造業(工場)導入設備
空調機器(高効率空調)活用した補助金・助成金
省エネルギー投資促進に向けた支援補助金
【案件名】
小机食品工場空調省エネ化工事
【概要】
経産省が推進する【省エネルギー投資促進に向けた支援補助金制度】を活用し、省エネルギー性能にすぐれた高効率空調の導入と、見える化装置の導入を行いました。
見える化装置というのは消費電力を可視化する為の装置の事で、最近では設備の消費電力の「計測、可視化、機械的な制御、記録の保存」等を総合的に行う集中コントローラーなどが見える化装置として普及しています。
【今回導入した見える化装置】
今回導入したのは日立製の空調用集中コントローラーで、最大160台の空調設備をコントロールし、32グループの消費電力を月単位で確認することが可能で、各エアコンの温度設定に制限を設けるなどの省エネ対策の機能も充実しています。
高効率のエアコンを6台導入し、集中コントローラーによる省エネ制御により年間の消費電力は約51%まで低減出来る見込みです。
※画像は【株式会社日立製作所】様HPより
【補助金情報】
経産省が推進し、一般社団法人環境共創イニシアチブが執行団体となっている「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」という、省エネ関連の補助金を利用しています。
※対象事業を環境共創イニシアチブHPより抜粋
この補助金事業は、エネルギー使用の合理化の推進を目的としており、既設設備を省エネルギー効果の高い設備へ更新する事業や、エネルギーマネジメントシステム(EMS)の導入によって電力ピーク対策を行う事業などが対象となっています。
今回の案件では工事全体の経費のうち、空調と集合コントローラーの設備費の約330万円が補助対象となっており、1/3にあたる約110万円の補助金の交付が決定しています。
【参考資料】
今回の工事により消費電力は約51%まで低減、年間で約16200kw(約28万円)の電力削減が見込めます。
補助金導入により対象となる設備費は約8年で回収できる見込みとなっています。
※今回の補助金は工事全体の経費のうち設備費のみが補助対象となっています。
【お客様情報】
外食産業に携わる企業